すべてのビジネスパーソンのためのWEBマガジン「TRANS.Biz」でインタビュー記事を書きました。
新潟県小千谷市から世界へ向けて、さつまいも愛を叫んでいる女性経営者・新谷梨恵子さん。通称りっつさん。
りっつさんとの出会いは、私がまだ独身だった10年前。「小谷市でアスパラ収穫体験会があるよ!」という情報を友人からゲットし、食いしん坊根性で参加。その会を主催していたのが当時農業法人で働いていたりっつさんでした。
そこから紆余曲折あり、今では農プロデュースリッツの社長として活動しています。
活動内容が幅広いこの会社。
- 6次産業プロデュース(農家さんへ商品加工のアドバイス)
- さつまいも農カフェきらら運営
- オリジナルサツマイモスイーツ販売
- 農家さんの営業代行
- 全国各地での講演
ざっと聞いただけでも、これだけのことをしているそうです。
インタビュー中には、胸にグッとくるワードがたくさん出てきました。
「30代の頃、私は一人でなんでもできると思ってた。でもそうじゃないんだよね。経営者になってようやくわかったよ」
この言葉にぐさり。何を隠そう、私も自分は何でもできると思い込んでいた時代があります。そして、抱え込みすぎて精神的にも体力的にも堕ちた……。
上手に人に頼ることって大事なんですよね。
「私は行動しまくるから数えきれないほど失敗もあるんだよ。
とにかく種まきしまくって、チャンスをつかんだら離さない!『いつか』や『チャンス』は向こうから歩いてくるもんじゃないんだよね」
今や農業界から注目されて有名人のりっつさんですが、順調に階段をのぼっていけたわけではないそうです。
その背景には圧倒的なチャレンジの「量」があり、たくさん涙を流し、ナニクソ!と乗り越えてきたからこそ今がある。そう、努力あっての人なのです。
「全然仕事がうまくいかないな…自分は才能がないな」とぼやく前に、まずは限界までチャレンジすることが大事。りっつさんが体現したことは、多くの人に勇気を与えてくれそうです。
そうそう、りっつさんが運営する農カフェで食べられる焼きいもソフトクリームがめっちゃおいしいんです!
これまでは店内でしか食べられなかったんですが、2021年7月に冷凍便も始まりました。焼きいも部分のみ電子レンジでチンして食べるという画期的アイディア、すごい。
Malchelで販売しているので、イモ好きさんはチェックしてみてください。